生活困窮を主張も…ポルシェ贈呈、ファーストクラスなどの待遇を指摘された

　ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われていた水原一平被告の量刑言い渡しが6日（日本時間7日）に行われ、4年9か月の禁錮刑が言い渡された。被告側は情状酌量を求めていたが、検察側は大谷から水原被告の妻に飛行機のファーストクラス、ポルシェの贈呈などを厳しく追及され、求刑通りとなった。

　1月23日（同24日）の裁判で検察側は大谷への賠償金として1697万ドル（約26億円）と4年9か月の禁錮刑を求めた。対する水原被告は自身が「24時間いつでも対応可能」な状態で働いており、「著しく低賃金だった」などと、生活に困窮していたことを主張。「深刻なギャンブル依存症」などを理由に禁錮1年6か月の減刑を求めていた。

　検察側はこの主張に対し、水原被告の夫人へ大谷がSUVタイプのポルシェを贈呈していたことや、飛行機のファーストクラスを手配されていたことなどを提示し反論。すでにポルシェは大谷へ返却されているという。

https://full-count.jp/2025/02/07/post1697761/